2018年秋ウラジオストク(ウラジオストーク/Vladivostok)観光二日めの旅レポ。
(1日目ダイジェストはこちら)
滞在先のホテル・プリモリエを拠点に、ウラジオストク散策を楽しんだ1日でした。
見どころは基本、歩ける範囲に集まっているので助かります。
また、後日スポットごとに細かいレポートを上げようと思いますが
まずはダイジェストでどうぞ♪
ウラジオストクのスーパー。ビールの金額に歓喜!
ホテル・プリモリエでの朝食後(ビュッフェで割と美味しかったです!)
近くのレーニン像までお散歩。
レーニンの背中の向こうにウラジオストク駅駅舎、金角湾大橋が入り、かっこよく撮れた!
と思ってこの画像を夫に送ると、「完全に逆光やん」と冷たいコメントが返ってきました。
朝やけん仕方なか。
写真は姉。街角の売店で次女好みの犬のぬいぐるみを発見。のちにひとつ購入
そしてレーニン像わきのスーパー「スペルマルケット」で水を買うついでに
お菓子やビールのラインナップをチェック。
こっこれはっ!! ビビビビ、ビールが安っ!
ベルギービールの「コゼル」500ml缶が85ルーブル(145円)。
(ちなみに同じコゼルが釜山のコンビニでは約300円でした)
写真右のバドワイザーの750mlの特大缶(←伝わりづらいけど、めっちゃデカイ)が
135ルーブル(228円)。
左は普通の500ml缶です。
日本にはないデザインのケーキや
バラエティ豊かなチーズやソーセージがドン!と置かれている棚を眺めていると、
旅気分が盛り上がります。
それにしても、私の中ではロシアや旧ソ諸国って「物が無い」というイメージがあり
お店では客は品物を「売っていただく」側って印象がありましたが
(↑若い頃に旅をする中で抱いた勝手な印象)今回はその思い込みが180度、覆りました。
ウラジオストク、物が豊かにあるし、ついでに食べ物もかなり美味しいわ。
「ロシア人」にも、これまでは「笑顔がなく無愛想、でも実は親切」な
ギャップ萌え〜な人々というイメージがありましたが
今回触れ合ったお店の人たち、少なくとも観光客慣れした人たちは、
とってもフレンドリーでした。
レジのおばちゃんも「日本から来たと?じゃあロシアのものは安く感じるでしょ?」
なんて色々と話しかけてくれて、嬉しかったな。
ウラジオストクは国境に近い港町だから、人も特に開放的なのかもしれませんが、
とにかく旅しやすい街だと実感しました!!
意外とこぢんまり!ウラジオストク駅見学からの「海の駅」
道を渡り、ウラジオストク駅側へ。まず隣のアエロエクスプレス駅で
翌日の空港行きエクスプレスの出発時間を確かめました
(後で気づきましたが、英語OKの自動販売機で翌日のチケットも買えた模様。
どうせやったら、買っときゃよかった)
ウラジオストク駅舎も見学。内部は思ったより小ぶりでしたが、
雰囲気抜群!19世紀ロシアの文学作品の中に入り込んだよう。
天井画なども見ごたえありです。
姉は、駅舎内に置かれていた本物の紙幣のUFOキャッチャーをやってました。
橋を渡って海の方へ。ホームは誰でも入れそうな造り。
シベリア鉄道の始発駅ですから、
この先に待ち受けているであろう風景を想像すると気持ちが高揚します。
こちらは駅からすぐの客船ターミナル「海の駅」。
中は賑やかな商業施設になっていました。
ここから街の目抜き通り・噴水通りまで歩きます。
ウラジオストクの主な見どころは自分の足で行ける範囲にあるので、移動が楽ですね。
噴水通りは噂通りのオシャレ感。しかしATMで悲劇が…
噴水通りにいく道すがら、ATMで現金を調達することに。
(前日、空港でデビットカードを使うことに失敗したため…)
銀行ATMで無事、デビットカードを使い現金をゲットできました!
ですが、次にATMにクレジットカードを差し込んだ姉の様子に異変が…
姉「ぐわぁぁぁあ!」 私「どうした?!」
姉「一桁間違えて、ものすごい量の現金が吐き出されてきたぁ!!」
あらまあお気の毒。とてもあと一泊で使い切れる額ではありません。
空港で再両替できるとかいな…?
(→できませんでした。夕方行ったら銀行もう閉まってた。)
<過去の釜山でのATMトラブルについてはこちら>
このあと、姉はすっかりやさぐれてしまい
「どんどん食べな。金ならある!!」と、何でもかんでも気前よく奢ってくれました
(ありがとう)。
気を取り直して、こちらが噴水通り。
おおお!シャレとるばい!
向こうに白波が立つスポーツ湾。その向こうに、広大なロシアの大地!!!(たぶん)。
スポーツ湾。向こうに観覧車なども見えました。
そしてさすがロシア。期待通り、ちゃんと、寒いんです!(この日の最低気温はマイナス)。
異郷の地に到達した実感に、ボルテージが上がります!!
だってまだ福岡だと日中、20度くらいやし!
トイレの絵もやたら旧ソ感。そしてスポーツ感がたまらない!! あぁ、タイプだわぁ。
スポーツ湾を見ながら一通りはしゃぎましたが、やはり寒い!お腹もすいた!
ガイドブックを広げて近くに良さそうなレストランがないか探してみたところ、
たまたま「スボイフェーテ」という、ロシア料理レストランが
目の前にあることに気づき、これ幸いと入店しました。
ビーフストロガノフ(写真)やホタテ料理、レモネード、ビールなどをオーダー。
何でもかんでも美味しかった♪ 店内、現地の方もいましたが
韓国からの旅行者が圧倒的に多かったですね。
ソ連時代の素敵なピンバッチとはちみつを爆買い!
続いて、グム百貨店目指して街を散策。
道中、ガイドブックに載っていた「ルナイグロシ」という素敵なお店で
ソ連時代の香りがするピンバッチを大量購入しました。
やたら愛想のいい三毛猫ちゃん
店内には、モスクワオリンピック記念ピンバッチやら
政治家、文豪ピンバッチなどが、わんさか。ほぼ100ルーブル(170円)均一です!
「ガガーリンのあります?」って聞いたら奥から出してくれましたよ♪
また、なぜか日本美術関連の書籍も多く見かけました。
どれも、デザインがシンプルで上質。これはもう、我慢できません。爆買いですよ。
11個買ったら少しまけてもらえました♪
帰国後、動物のやお花、新年祝いのバッチは娘たちに「可愛い」と大好評。
ルナ16号のバッチ(右上)に至っては、娘たちだけでなく夫も交え全員で取り合いに。
もっと色々、買っておけばよかった…
そして近くのはちみつ屋さんではちみつも爆買いしました。重っ。
グム百貨店裏からのニコライ二世凱旋門周辺まで
続いては、最近オシャレスポットとして注目を浴びているらしい(ガイドブック情報)
グム百貨店裏へ。
確かになんとなくオシャレな人たちが集っている。
アイスクリームを食べたり雑貨を物色しながら、しばし休息。
リフレッシュした後は、ニコライ二世凱旋門まで足を運びました。
こちらの凱旋門は、ロマノフ朝最後の皇帝・ニコライ二世が
日本からの帰路に立ち寄ったことを記念して作られたそう。
ちょうど結婚を祝う鐘(多分。しかもちゃんとメロディつき)が鳴り響いていて、
あたりはロシア感に満ち溢れていました。
潜水艦c-56博物館内部に潜入!
凱旋門からアンドレイ教会前を通って、海側へ歩を進めます。
教会の脇には、第二次世界大戦の戦没者を追悼するための炎があかあかと燃えていました。
地元の方、各国からの観光客、それぞれに色々なことを思うのでしょう。
わたし自身は祖母から聞いた、満州引き上げの際の話を思い出しました。
国を問わず、戦争の犠牲になった全ての方に黙祷。
さて、本日の最終目的地・潜水艦c-56博物館へ到達しました!
後日別記事あげますが、 真正面から見たらコレ、マンボウのように薄いんです。
あるいはびんぼっちゃまの家か。
入場すると前半は、延々と展示が続くゾーンです。
解説文はロシア語だし、わたしには全くピンときませんでした。
そしてさらに進むと、実際に昔使われていた潜水艦の内部が
そのまま展示されているゾーンへ。
潜望鏡?! 魚雷やベッド、ダイニングなどもあり
こちらは資料展示室とは打って変わって、とっても興味深い場所でした!
中央広場を経て、レストラン「ホフロマ」でディナー
帰りも徒歩で。通りがかった中央広場では、休日の市が出ていました。
ハチミツやハム・ソーセージ類、海産物、野菜などを取り扱う露店が並び、
目を楽しませてくれます。夕方でも結構品物が残ってる。
そして大根はロシア語でも「ダイコン」と呼ぶらしいことを発見。
一旦ホテルに戻って、隣の大きなレストラン「ホフロマ」へ。
楽しそうなキッズスペースもあってファミリーに良さそうです。
ハロウィン間近だったので、ウェイターのお兄さんも仮装してました。
ボルシチ美味しい♪
でも、二人で一つは小さいよ〜と聞いて2つ頼んだのに、これ結構デカイやん!
ラーメン丼くらいあります。
ビールも各種あったのでチェコビールをオーダー。
ほかペリメニ、サラダ、ソーセージと頼み、どれもいい味だったのですが
なんせ量が多すぎて、残してしまいました…
仮装したお兄さんが「美味しくなかった?」と悲しげに聞いてきたので、
非常に申し訳なかったです…ごめんなさい!!
でもボルシチがもっと小さかったら、きっと完食できたんだけど…(←しつこい)
満腹になったところで、ホテルに戻り
釜山で買っていた1枚500円のセレブパックを楽しんだあと
リラックスして眠りにつきました。
明日はもうウラジオストクとはさよならか〜寂しいな〜。
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