子宮全摘が決まるまで12

前回のお話はこちら

トビラ

思いがけない「子宮全摘のススメ」を受けて動揺したり、CT検査の造影剤でダウンしたりと、心身が大きく揺らいでいた2017年の秋。

総合病院2回目の受診の日のことです。

子宮全摘まんが

この時点で、子宮は私にとってもう役目を果たした臓器ではありましたが、

自分の体の一部を取ってしまうことにはやはり抵抗があり、安易には決められない。

まず、体の状態を徹底的に調べてもらった上で、ほかに考えられる方法がないかどうか、医師としっかり話したい…

その結果、最善だと腑に落ちれば全摘もやむなし! 医師の判断を受け入れる覚悟でMRI検査に臨んだ結果…

子宮摘出手術の日程を押さえるに至りました !

3ヶ月後。

まだまだ現実感が感じられない中、説明を受けた記憶があります。

今思い返すと、頭では納得して、「この状況では”はい”って言うべきだろう」と手術を承諾したものの、心はついていっていなかった気もしますが…

この出来事は5年も前のことなので、いまはもっと、いろんな選択肢が出てきてるんだろうなぁ…と想像しています(調べてなくてごめんなさい)

また、私の記憶違いもあるかもしれませんので、差し引いてお読みくださいね。

医療の世界は日進月歩。これまで不治の病とされていた病気に対する新しい治療の切り口が発見されたというニュースを耳にするたびに、ありがたいなあと感じています。

ともあれ、「子宮全摘手術が決まるまで」シリーズは今回で終了です。ここからエストロゲンの分泌を抑える「リュープリン」投与など、手術に向けての準備が始まることになります。もー本当に大変だったなぁ〜リュープリン…

詳しい経緯は、また次回からタイトルを変えてお伝えしていこうと思います!

<おまけ MRIについて>

副作用に苦しんだCTのときとは打って変わってとってもラクな検査だと感じました。

最後の方はうつらうつらしてきて、このまま横になっていたい、まだ検査の時間が続いて欲しいと思ったほど。

極度に不安を感じやすい人でなければ怖くはないのではないでしょうか。

後年になって全く別件で、脳のMRIを受けたことがあったのですが

その時は多少うるさかった記憶があります(腰部のMRIと違い、耳の近くで音がするので)。

しかしそれでも、特にイヤな気持ちはしませんでした

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