ピクニカ共和国で動物まみれの満足キャンプ

ピクニカ キャンプ 福岡

初夏の晴れた日、家族4人+姉夫妻で飯塚市「ピクニカ共和国」でキャンプを楽しんできました!

ピクニカ共和国は、自然の中で動物たちとふれあえる小さな動物園。福岡市中心部から下道でも1時間かからない(都市高を使えばもっと近い!)便利なロケーションも魅力です。

基本的には日帰り施設ですが、裏技的な利用法として、広場にテントを張ってキャンプを楽しむことができるんですよ。

一般的なキャンプ場とひと味違う、動物園ならではの新鮮なテント泊が満喫できます!

動物たちとふれあって楽しむ昼時間

ピクニカ 外観

ピクニカ共和国は、飯塚市八木山にあります。福岡市内からアプローチする場合、八木山バイパスには入らず国道210号をそのまま進み、「ピクニカ共和国」の看板で左折。その後も看板にしたがって進めば到着するはず(酔い止め飲んで後部座席でウトウトしていたので、うろ覚えです…)。

入口ゲートをくぐった坂道の上にある第一駐車場は有料(※高齢者や車椅子、ベビーカーなどは無料)なので、ゲートはくぐらず少し先の右側にある駐車場(「2」と表示がある)へ。

キャンプ客もいったんこの場所に駐車する必要があります。キャンプ開始時間になったら改めて車を取りに行き、場内へ乗り入れるシステムです。

季節によりますが、最終入園時間後、日帰り客がみんな帰ったタイミングがキャンプの開始時間となります。

ピクニカ共和国 ふれあい
おでこにつむじがあるモルモットを抱っこ

園内入口にある「ホワイトハウス」でキャンプできた旨を告げ、料金を払ったら、園内で遊びながらキャンプ開始時間を待ちます。

キャンプ客の料金は大人1100円、子ども550円。これにテント持ち込み代1張1000円。レンタルの場合、テント1張2500円。銀マットや寝袋も借りられます。

ピクニカ共和国 抱っこ

この入り口付近もすでに動物だらけ。ひよこ、モルモットは抱っこすることができます。他にミミズクや猫、犬など。

動物好きな私と次女は、二人で長居してしまいました。

グリーンイグアナ

グリーンイグアナもいます!爬虫類好きとしては血が騒ぎます。

ホワイトハウスの出口には、ミーアキャットとフラミンゴが。この組み合わせはやっぱり、あえて?

ひのちゃん
白イノシシの「ひのちゃん」。穏やかなまなざしが印象的

ひのちゃん。なんだか他人のような気がしません。

子ヤギがついてくる!
烏骨鶏ふわふわー

ヤギや烏骨鶏の「お触りコーナー」もあるんですよ♪ また、所々に100円エサの販売コーナーがあり、エサをあげることができる動物もいます。

まきまきパン体験、合鴨レースなどの楽しみも

竹パン 巻き巻きパン

「ピクニカ共和国」では、動物を見たり触れ合ったりする以外にも、「まきまきパン体験」(300円。ウィンナーを入れると+50円)などちょっとしたお楽しみも用意されています。

随時行われているまきまきパン(竹パン)体験、参加しましたが楽しかったです!炭火で焼いて外はカリッと中はもちもち、ヒキのあるパンができます。次女の(写真)が一番よくできました。私と長女のは、平たすぎてちくわみたいになってしまった… おいしかったけど

パンを焼いている間、隣の水路で合鴨レースも行われていました!この水路では、夏場は人間の子どもも水遊びができるみたいです。

ザリガニ釣りができる場所もありました。でもウチの女子二人は全く興味が湧かなかったようで、素通り…。

テント設営場所は、気持ちのいい原っぱ!

テントを張ることができる場所は、ピクニカ共和国のど真ん中に広がる原っぱです。

決して広くはないのですが、数組なら余裕っぽい。

フィールドを横切る謎の影が!

なんとなんと!頭上遥か上をめぐる「ヤギの手線」と、その上を歩くヤギさんです。ヤギって木登り好きですもんね。このヤギの手線は、TV番組(天才!志村どうぶつ園)の企画として(?)、作られたのだそうです。私は観てないから詳しいことは分かりませんが、楽しい仕掛けですよね。

気持ちの良い眺めです。

いよいよキャンプタイム開始!いろいろ自由がありすぎる

さて、夕方になり姉夫妻も合流し、いよいよキャンプタイム!

スタッフの誘導に従って車で場内に乗り入れて、原っぱの広場を囲むように延びる煉瓦造りの道に車を停め、荷下ろしします。

広場内ならどこにテントを張っても自由。炊飯も自前でやる場合は時間にも囚われず、過ごし方も自由(園のBBQコーナーを利用して食事を済ますこともできます。基本のセットで1人1500円みたい)。

閉園後は小動物が囲いから放たれるので、ヤギなどがその辺で過ごす姿を見ることができます。

自由だ〜!!

しかも、この日はウチともう1組の予約が入っていると聞いていたのですが、他の方は直前にキャンセルされたようで、思いがけずウチらだけの貸切になりました!周囲への気遣いから解放されて正直、非常に嬉しい。万歳!自由。

ピクニカ共和国 キャンプ
字が小さくてすみません。そしてrevoドームが逆方向を向いている訳は聞かないでもらいたい

こんな感じで設営完了!一応、あと1組が遅れていらした場合に備えて少し遠慮めにテント2つとタープを設営しました。

ちなみにウチのテントは持ち込み、姉夫妻のテントはレンタルです。お借りしたのはユニフレーム のrevoドームでした。「テントを張るなんて初めて」という姉夫妻だけでもスピーディに設営できていたし、中は広々。レンタルもいいですね!BBQも園にお願いしたら、手ぶらキャンプが叶います。

ピクニカ キャンプ
夜の感じ

当たり前ですが、夜も普通に動物がいるので、動物たちの夜の生態も観察できます。

夜はBBQをして、焚き火を囲んでゆっくり過ごしました。今回は使いませんでしたがシャワーも無料とのことだったので、夏でもスッキリできそうです。

トイレも明るくて、水洗で快適!キャンプ場の暗く汚いトイレが苦手な娘たちも「ここのトイレ、キレイでいいね!このあいだのところ(モンベル五ケ山ベースキャンプ)のトイレの方がすごかったけど」と、上から目線で評価していました。

水場も園のBBQハウスの小屋の中の設備を使わせていただけるので、使い勝手が良くなんでも洗いやすくてありがたかったですね。

夜も概ね、よく眠れました!

むろん動物園ゆえ「夜、なんだかわからないけたたましい鳴き声で目がさめる」現象は避けられませんでしたが、それもひとつの面白み! 

と言えるのは、私が割とどこでも寝られる人間だからであって、普段から寝付きが悪い姉は「全然寝られなかった」と言っていたので、誘った私としてはなんだか申し訳なかったのですが…

しかしその点をさほど気にしない人なら、動物園で過ごす夜は、やっぱり刺激的で面白いですよ!九州では私の知る限り、こちらかアフリカンサファリのTeePee(ティーピー) キャンプ場くらいしかないと思います。

チェックアウトが9時半と早いのも注意点かな。わかっていたのに私たちもやはりちょっと(いや、だいぶ)バタバタしました。設営と撤収を最短で行えるよう、ミニマムな装備で挑むことをオススメします。

まとめとして、、キャンプだけを純粋に楽しみたい人にとっては時間的にちょっと慌ただしいかもしれませんが、動物とのふれあい込みというのは福岡近郊ではやはり他になく、ファミリーキャンプには超オススメです!

大人数の場合、格安で、メイン棟2階の大部屋みたいなところに雑魚寝もできる模様。BBQハウスなら手間なしだし、子ども会とかでの利用にもいいんじゃないでしょうかね。

また行きま〜す

ピクニカ共和国

福岡県飯塚市八木山長倉2288

0948-26-4822

10:00〜17:00、最終入園時間16:30(7、8月は~18:00)

入園料大人700円、小人400円

水、木曜休

冬期は土日祝のみ開園 、GW、春・夏休みは無休

キャンプは犬同伴OKのようです

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