別府「アリラン」で別府名物・冷麺をゴチに

別府冷麺

地獄蒸し、魚介、とり天など、食の楽しみに事欠かない別府ですが

「別府冷麺」も忘れてはいけないご当地名物の一つ。

と、偉そうに言ってますが、実は私、この歳になるまで別府冷麺について

何一つ知らなかったのですが…

先日初めて食してみたので、その様子をレポします!

温泉、そして冷麺の街・別府

先日、取材で熊本・大分方面に出かけてきました。

日本各地の温泉に異常なほど詳しいカメラマンさんと四川出身女子と私、計三人で1日温泉を撮影して回ったのですが

最後の目的地が別府だったので、道中「別府冷麺」の話で盛り上がりまして。

なんでも、別府は冷麺が有名で、市内には何軒も美味しいお店があるらしいのです!

私、恥ずかしながらその時初めて「別府冷麺」なるものの存在を知り、とても興味をそそられました。

(言い訳ですが、子連れだと別府では地獄蒸しやとり天が定番なので、あまり他の名物を知らずにおりまして…)

そこで、「仕事終わりに冷麺を食べよう!」ということになり、目的地に一番近かった「アリラン」というお店に入ってみました。

アリラン
アリラン。焼肉屋さん

アリランは、別府駅から程近い場所にある焼肉屋さん。素敵な焼肉屋さんという風情のお店だったので、夜なのに冷麺だけ食べて帰るという利用の仕方をして良いのかどうかちょっとためらってしまいましたが、入ってみると全く問題なく歓迎してもらえました。

メニューの別府冷麺のページを開くと、「冷麺」(大)806円、(中)695円のほか、「温麺」と、8段階から辛さを選べる汁なしの「ピビン麺」というものもある模様。

とっっっても寒い日だったため、お二人はピビン麺や温麺をセレクト。私は初志貫徹ということで冷麺をオーダーしました。

サイズは無難に「中」を。お店のお姉さんによると、大はけっこう大盛りで、焼肉の締めに数人でシェアする人が多いとのことだったので。

アリランの冷麺はガッツリ韓国寄り!

ビビン麺

こちらが、程なくしてやってきたお連れの「ピビン麺」中サイズ。綺麗な盛り付けですが韓国風にぐっちゃぐちゃに混ぜていただくのが、やはり通なのでしょうか。

辛さは「4」でしたが、このレベルだと四川出身女子にとっては全く辛さがないに等しいそうです(でも、日本のワサビは刺激が強すぎて食べられないと話してましたけれど…やっぱり風味が違いすぎるからかなぁ)。

少しもらいましたが、日本人の私の舌にも辛すぎることはなく、マイルドめのピリ辛だなぁという感想を持ちました。辛いのが好きな方は、もっと度数をあげてもいいかも。

そしてこちらが、私が頼んだ「冷麺」。色は濃いめながらあっさりした味わいのたチャーシューとゆで卵が載ってました。

汁は魚介系の味わいで酸味が絶妙。和の冷麺とは一味違い、どこか韓国みを濃く感じます!麺は程よく弾力がある、中細タイプ。

外は寒かったけれど食欲をそそられる味わいで、ペロリといただきました!

写真撮ってなかったけれど、温麺も美味しく体が温まりましたよ。

でもやはり、個人的にはこちらの一押しは冷麺かなぁ。冷たいから麺がより引き締まって歯ごたえが際立つし。また来る機会があれば、その時も冷麺をオーダーしたいと思いました。

そしてなんと!こちらのお代、カメラマンさんに奢っていただきました。この歳になってとんと人に奢ってもらうという機会も発想もなかったので感涙。ありがとうございます!

聞くところによると別府冷麺、当然ですが店によって味わいもさまざまなのだとか。焼肉屋さんで出しているだけでなく専門店もあるし、ラーメン屋さんでも食べられたり…。機会があれば、食べ比べてみたいものです!

アリラン

大分県別府市北浜2-2-35

0977-22-3010

11:30〜14:00(LO13:30)、17:30〜24:00(LO23:00)※日祝は17:00〜

昼は不定休、夜は第2・4・5火曜休

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