先日、夫が「脂肪腫」の摘出手術を受けました!彼にとって人生初の手術体験です。
少し前から、「背中にグリグリする何かがある…」と訴えていたのですが
最近さらにそのグリグリが大きくなってきたので
念のために受診したところ、「脂肪腫」との診断が下りまして。
放っておいても命に関わることはないと聞き、ホッとしたのですが
ドクターからは、「今が局所麻酔で手術できるギリギリの大きさだと思います、
これ以上大きくなったら全身麻酔になるし、数日入院になることも考えられるから、
早めに手術した方がいいと思います」というアドバイスが。
そんなこんなで、初診の数日後には手術を受けることになったのです!
夫は手術当日まで
「怖いなぁ。一度もメスを入れたことのないこの体に…」などと
乙女のようなことを口走りながら怯えていましたが、
大丈夫でしょ! だって、手術って言っても日帰りですよ。
30分くらいで終わるっていうし、大したことなかろ??
と、それなりに入院&手術経験がある私としては
正直、夫が受ける手術を軽く見つもっていたのですが、
実際の体験談を聞いてみると、結構大変な手術だったようです。
(ちなみに当日は付き添えなかったので、ひとりで自転車で行って
ひとりで帰ってきてもらうという酷い仕打ちをしてしまいました…)
手術にあたってはまず、麻酔は1本で済むものと勝手に思っていたら
実際には何本も必要で、
打たれるたびに辛かったとか。
また、麻酔をしたからといって全く痛みがなかったわけではなく、
手術はそれなりに痛みを伴うものだったそう。
そして、手術中に意識があるために
ドクターとナースの会話、自分の皮膚が切られている音、背中が引っ張られている感じなど、
全てが認識できたのが何より恐ろしかった〜、と、のちに語っておりました。
脂肪腫を切除する作業も、スッと切って終わりというイメージだったけれど
実際はそうスムーズに終わるものではなく、
少しずつ剥がし取るような地道な作業(→九州弁で言う「こさぐ」!)だったため、
非常に耐え難い時間だったとか。
結果、「寝てる間に済む全身麻酔を希望した方が良かったかな」と言っていましたが
それはそれで別の負担が増しただろうから、
現時点で最良の選択だったと思いたい…ですね。
最後はおまんじゅうのような摘出物を見て
興味深いやらグロいやらだったらしいですが…(私も見たかった)
とにかく、日帰り手術で手軽に治療できて、とっても良かったです!
ブラックジャックのような傷跡が痛々しいのですが、
これでスッキリと年を越せます。医学の進歩に感謝。