東長寺「地獄極楽めぐり」が予想以上の肝試し感

東長寺

先日、大博通り沿いの東長寺さん(博多区御供所町)にて

「地獄極楽巡り」を初体験してきました!

「スリルがあって楽しいよー!」と聞いていたので、以前から気になっていたのですが

仕事で御供所町を訪れた際、急にぽっかり時間が空いたため、

いい機会だと思い足を運んでみました。1人で。

しかし、そこにあったのは、スリルなどではなくもはや恐怖!

ワクワクしながら、1人で足を運ぶような場所ではなかったのです!!

入り口で50円を払い、福岡大仏(大きい)にお線香を上げたあと、

その台座の下にある「地獄極楽めぐり」ゾーンに進むことができるのですが…

まず、音声ガイドとともに、地獄の絵をたっぷり見せつけられます。

「これこれ、こういう罪を犯した人間は、こういう地獄に行くことになりますよ」と

丁寧な説明が流れたのちに、

「ではこの先に進んで地獄を体験してください」と、

奥の通路に進むように促されるんです。

そんでこの先が、暗いとかのレベルじゃなくて、真っ暗!闇!漆黒の!

何があるのか全く見えない!ブラックボックスに体ごと入って探るような恐怖です。

でも、大人だし引き返すのも恥ずかしいので

思い切って進んでみましたが

通路は思いの外うねうねしていて、どのくらい歩けば出口に到達できるのか分かりません。

こっこれは思ったよりだいぶ怖い!

硬直しながら、手すりを頼りにゼンマイ人形のように歩き、

やっと出口が見えた時には、心からホッとしました。

そうそう、途中にある「仏の輪」?というものに触ることができた人は、

極楽に行けるということでしたが

「真っ暗闇で急に何かが手に触れたら絶対怖いやろ」と思い

逆に、触りたくない、触りたくないと願いながら進んでいたからか、結局

それらしいものは手に触れなかったので

私はきっと地獄へ落ちるのでしょう。いやだなあ。

しかし終わった後は妙な高揚感で、

「無事に現実世界に戻れて良かった」という小さな幸せが味わえました。

と、怖いながらも、終わってみたらけっこう面白みもある体験だったので、

帰宅後「明日みんなで行こう」と家族を誘ってみたのですが、子どもらが

「絶対行かない」と怯えていたので、しばらく行くことはないと思います…

でも子どもの頃のこういう経験って貴重だし、

境内には他にも見所が色々とあるので、

そのうち一度連れて行きたいと企んでいます。

それに、複数で行ったらちょっとした肝試し感覚が味わえる程度で、

1人の時より怖くはないと思うんですよね。きっと。

地下鉄祇園駅からすぐだし、

台数は少ないですが来訪者用の駐車場(無料かな)もありましたよ!

皆さまも是非。

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