この正月休み、柳川の川下りを楽しんできました。40分のショートコースを選び、総勢9名で、こたつ舟にライド・オン!柳川ならではの風景と船頭さんのアクロバティックな操船に、子どもたちはキャッキャと大はしゃぎ。とても愉快な40分でした。
「川下り」は、柳川観光のハイライト!
町じゅうに掘割が巡る風光明媚な観光地・柳川。温泉、うなぎ、北原白秋生家観光、歴史散策、有明海の珍味など旅の楽しみには事欠かないエリアですが、やはり柳川旅行の一番のハイライトは、どんこ舟による「川下り」ではないでしょうか。
というわけで、この正月休み、ウチの一族郎党で「かんぽの宿」に宿泊した流れで、いざ我らも川下りをやろう!ということになりました。
私ごとですが、先祖を遡れば、ウチの子らには柳川の血が流れております。しかも私も仕事でよく柳川に来ていた時期があるので、結構土地勘がある。そんなにも縁のある土地なのに、娘たちはまだ川下りをやったことがなくて。機会があれば体験させたいと思っていたんです。
柳川の川下りは複数の会社が実施していて、西鉄柳川駅周辺から柳川観光の中心地である「御花」まで70分かけて下るコースが一般的です。私もこのコースは体験ずみ。ですが近年は御花の周辺だけを40分ほどで回るショートコースの人気が伸びているのだそう。
70分コースだと市内のより広い範囲を見物できるし、川下り船専用の水上売店に寄ったりとさらに楽しみが広がるのですが、
今回私たちはあまり時間がなかったことと、また船が嫌いな子どもたちが途中で飽きてしまうかも…という懸念もあって、ショートコースを選択しました。
(ちなみに会社によるようですが、一般コースは大人1500円〜1600、40分コースは大人1000円ほどです)
今回は「城門観光」40分コースを体験。
川下りを行なっている会社は複数ありますが、私たちはぶっちゃけ、どこでも良いと思ってました。それぞれの特色など調べていなかったし、どの会社もコースはほぼ同じような感じだったので。
ですので、今回はフツウに、宿泊先の「かんぽの宿」と提携されていて無料送迎や割引などがあった「(有)城門観光」を利用しました。
城門観光さんの本社は御花の門のすぐ前にあります。もちろん、かんぽの宿宿泊客以外も随時受け付けてもらえます。繁忙期は予約しないと乗れないようですが、それ以外の時期には行けばさほど待たずに乗れるようです。
最初にお支払いをし、会社の脇にある乗り場から、いざ乗船。
どんこ舟に予想以上に喜ぶ子ども等
今の時期は、火鉢が入ったこたつ舟に乗ることができます。それだけで子どもが食いついていました!
船嫌いで船関連のお出かけではいつも文句言ってるのに、幸先がいいぞ。
私と同年代の船頭さんは、よく通るいい声の持ち主。子どもたちは船頭さんのおもしろトークにも、わしっと心を掴まれた様子。白秋の童謡も歌ってくださいました。
なんかおるっ!
うな…バイ…なんて?
(聞くと、地元の高校生による研究関連の何かだとか。感心だ!)
水面に近い低い位置に幹を伸ばす木の下を、舟でくぐります。
わー、木に引っかかりそう!このスリルも、醍醐味。
スカした顔で乗ってた大学生の甥のびっくりしたリアクションを拝めてほくそ笑みます。
また、橋の下をくぐる。みんなぶつからないか怖がって、身をかがめすぎ(私も)。
この後、頭上キワッキワの低い橋の下をくぐった際には、船頭さんだけ跳んで橋の上をまたいでまた舟に乗り込むという技を披露してくださいました。アクロバティックでおもしろ〜い。やんややんや!
(ちなみに、失敗してずぶ濡れになったこともあるそうです)
御花の裏のとこ。
この辺は、メインの観光エリア。うなぎの焼けるいい香りが漂ってきます。
そうこうしている間に40分の水上の旅は終わり、乗船したのと同じ場所に、無事到着。
一同、満喫できました!特に子どもらは「もう一回今から乗りたい」というほど喜んでいました。そんな続けて乗るか〜!
その後も数日「楽しかった」を連発していたので、次の機会にはぜひ70分コースで利用したいと思います。
※この後、ランチで「立花うどん」に行きました!→記事はこちら
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柳川 川下り (有)城門観光
0944-72-8647
福岡県柳川市新外町4-25
9:00〜17:00
柳川観光協会さんのサイトはこちら
<おまけ>