嘉穂劇場ってどんなとこ?席の感じや見え方は?

先日、福岡県飯塚市の嘉穂劇場に行ってきました!伺ったのは、今回が初めてです。

福岡市内からのアクセスや駐車場、雰囲気、席からの見え方などレポします。

嘉穂劇場とは?

嘉穂劇場は、昔ながらの造りの、歴史のある芝居小屋。

前身となる劇場が開場したのは大正10(1921)年だそうですから、

もう1世紀近く前ということになりますね!

かつて炭鉱で栄え、元気だった時代の飯塚に建てられた劇場だけに

非常に贅沢な空間の使い方をしてあるのが特徴なのだとか。

2003年の水害で浸水し、大きな被害を被りましたが、

その後多くの方の努力、寄付に支えられて見事に復旧を遂げ

今こうして、歌舞伎、寄席、演劇、地域イベント、音楽ライブなど

さまざまな公演で、観客を楽しませてくれています!

福岡市内からのアクセスと駐車場

今回、わたしたちは計3人で、福岡市内から自家用車で嘉穂劇場に向かいました。

都市高で粕屋までゆき、そこから八木山バイパスを経由しましたが

天神からなら1時間弱でたどり着くかと思います。

(福岡→飯塚に向かう際の一般的なルートですよね)

劇場にも駐車場があると聞いていたので、

とりあえずそこの混雑状況をみて、厳しそうなら他に向かうつもりでした。

ですが予想以上に時間に余裕を持って到着できたので、

劇場近くにある無料の「河川敷駐車場」に停めて、そこから散歩がてら歩いて向かいました。

これが大正解!

嘉穂劇場まで徒歩で5分ほどと、そんなに遠くないし、なんせ無料。

車の出し入れもスムーズ。

向かいに市営の立駐もあり、便利そうでしたが

こっちは有料(4時間300円、以降100円/30分)。

劇場の駐車場は有料である上、

劇場は大通り沿いではく、路地を抜けた引っ込んだところにあるので、

周辺は入出庫時にものすごく渋滞していました。

近くには、お庭の一角を有料で提供してらっしゃるお宅などもありましたが

やはりコミコミするので、

次に行く時も、わたしはきっとまた河川敷駐車場を利用すると思います。

少しだけ歩くとはいえ、無料で、出し入れもスムーズですし…

ただ、雨が降っていたら厳しいかな。

それから、夕方以降の公演の場合は停められないのでご注意を。

(冬は19時に閉まってしまうとのこと)

嘉穂劇場を訪れる際のドレスコード(?)

初めての嘉穂劇場。何着て行こう?

別に正解はないんでしょうね。公演内容によると思いますが。

今回は、演目的に(歌舞伎でした)「ちょっときれい目」という方が多いのかと思ったら

ショッピングセンターに行くような普段着で来たって雰囲気の方が大半で、意外でした。

さすがにジャージとかは見かけませんでしたが。

わたしは、完全に自分の趣味ですが、着物(小紋+羽織)で出かけました!

同行してくれた友人たちも、素敵な紬や小紋(+道行)。

運転するから、半幅帯をかるた結びにしてラクチンに。

和装は、決して多数派ではないけれど、他にもちらほら見かけましたよ。

華やかな訪問着?をお召しのような方もいらしたから

本当に自由なんだと思います。

舞台の見え方と席の雰囲気

嘉穂劇場は、外観も中もとってもレトロで素敵。

入り口で履物を脱ぎ、袋に入れて自分で持って入ります。参観日的な。

袋、配られましたがこれは公演によるのかも?

ロビーや廊下、売店にも、老舗旅館のような風情を感じました。

飯塚は製菓業が盛んですから、売店には

このあたりならではの箱の菓子がたくさん並んでいました。

お土産にいいですね。

そして、気になる座席からの舞台の見え方ですが、

ここは、巨大な劇場!というわけではないので、

どの席からも見えにくいということはないんじゃないかなと思いました。

わたし達は花道脇の桟敷席でした。うん、よく見える!

嘉穂劇場桟敷

一階席。とらはいません

しかし参ったのは一人当たりのスペースの狭さ。

ほんと〜〜〜〜に〜〜〜〜〜予想の10倍くらい、ギュウッギュウ詰めです。

通路から離れた席だったら、まず自席にたどり着くのも不可能やろっと思うくらい。

座布団敷いてありますが、一人分のスペースは

大げさではなく、座布団そのものの広さしかありません。

隣の人に当たる当たる。昔の人ってこんな感じで観劇してたんだ!とびっくり。

マス席の方も、どっこいどっこいの狭さでしたね。

幕内で「もうわたし、無理。このまま整骨院に行きたい(涙)」と、リタイアし

別の場所での立ち見に変えられた?ご婦人も、近くにいらっしゃいました。

座席のスペース取り(?)は、演目にもよるのかもしれませんが。

そうそう、今回、正座が苦手なわたしは正座椅子を自作して持参していたのですが、

持って行っててよかった!!と思いました。

ただ、正座椅子を入れてたバッグが置けないくらい狭い。荷物は必要最小限にが鉄則ですね。

今回は、パイプ椅子の席もあってそちらは多少ゆったりしてました。

足が気になる方はこちらがいいと思います。

嘉穂劇場二階席

一方、二階席にもチラ見しに行ったんですけど、角のペアシートみたいな席があって

見え方も上々で、ここいいわぁと羨ましかったです。

ま、このようにスペースは狭かったのですが、

ひとたび幕が上がると、思ったほど周囲は気にならずに公演に没頭できました!

以上、簡潔ですが嘉穂劇場初体験した感想でした。

もちろん、公演もしっかり堪能しましたよ♪

(歌舞伎、全く詳しくないのですが…)

お土産にかわいい飴をゲット

今回は二人の娘も夫もウチに置いて一人で出かけたので、

お留守番家族には、お土産に

なんていうんでしょうか、おはじきみたいに可愛い飴を買って帰りました。

ミニ金太郎飴??

次女が「着物、わたしも着てみたい!」というので

遊びで着せてみました、ブカブカながらに意外と着られるもんですね。

でもほぼ座敷わらし。

ーーー

そうそう、嘉穂劇場ですが

公演がない日にも、内部の見学が可能みたいです(400円。水曜と年末年始のぞく)

公式サイトによると、奈落や、奈落の下の(人力で操作する)廻り舞台なども

拝見することができるそうです!テンション上がりますね。

そのうち是非、見学で伺いたいと思います。

嘉穂劇場

福岡県飯塚市飯塚5-23

0948-22-0266

問い合わせ時間 9:00〜17:00

(問い合わせは水曜を除く)

水曜、年末年始、公演日を除く日は見学可能(1人400円、3〜12歳100円)

見学次劇場前駐車場は100円/1回

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