巻き込み注意!子ども×エスカレーター

先日のこと。ある大きな施設で、下の娘と下りエスカレーターに乗りました。

下の階まであと半分というところで

私の数段下に乗っていた下の子が、頼りない声で

「お母さん…足が…抜けん…」と。

え? どういうこと?

見ると、エレベーターの段の端に

サンダルがガッチリ挟まった格好になっていました。

迫る終点。

このままでは、完全に巻き込まれる… わが子の足が吸い込まれる?!

下の子は叫んだり暴れたりすることなく、静かにおののいていました。

私も状況を理解した瞬間、あまりの恐ろしさに

叫びたいし、「靴を脱ぎなさい!」と言いたいけれども、声が出ず。

(本当に恐怖を感じたときには人間、こんななるんですね…)

とにかく力任せに引っ張りあげるしかない!と駆け寄ろうとした瞬間、

下の子が無我夢中で足を引き上げたらしく

パンッ

という音と共に、無事に足が抜けました。

(前に乗っていたお姉さん達もそこで初めて気が付いて、ビックリしてました。)

エスカレーターが終わる直前でした。

すぐに子どもの無事を確認すると、

あまりの安堵感に腰はヘナヘナ、手はガクガク。

サンダルは大破しました。

娘が履いていたのは、クロックスではないのですが、

別メーカーの同じような素材のものです。

娘は特に暴れたりふざけたりしていた訳ではありません。

でもどうも、エスカレーターの端で不注意に足をコネコネしてたのではないかと。

それで、端っこにサンダルを巻き込まれてしまったのかな。

(恥ずかしながら、見ていなかったので正確なことは、分かりません…)

でも、もちろん悪いのはわたし。

「足元に注意して真ん中にまっすぐ立とうね」を徹底せず、

子どもをきちんと見てもいなかった

自分を恥じ、猛省しました。怖い思いをさせて、ごめんね。

周りの方も本当にすみません。

娘は「毎日履いた大好きなくつだったのに。壊れちゃった。捨てると?」と

泣いていましたが、とにかく、子どもに何もなくてよかったです。

ひと頃は、クロックスでのエスカレーター事故の注意喚起が多く

わたしも自分なりに気をつけて

子どもの手を繋いでしっかり見守っていたつもりでしたが、

子ども二人とも小学生になった今では、大丈夫だろうとたかをくくり

そうしたことはすっかり頭から抜け、油断してました。

でもやっぱり、人ごとではない!実際にこうした事故って、起こるんですね。

これからしっかり気をつけます!!

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