前回の続き。
近所の洒落たフランス料理店の前で赤ちゃん連れで話し込んでいた私と姉に、大声で話しかけてきた男性。
「コラーっ」と怒鳴られるのか?! …と思いきや! その正体は、顔中で笑っているような気の良さそうな老シェフでした。
「赤ちゃん歓迎ですよ!迷われているならぜひ入ってください!泣いたら抱っこしときます。大丈夫、バイト君いるんで」と、親切な言葉をかけてもらえたのです。感動!
しかし正直、「この子本当にギャンギャン泣くけど大丈夫かな?」「高そうなお店だし…いくらするとよ?お財布大丈夫かな」と、腰が引ける思いもあったのですが、シェフのうそ偽りのない「いつも子育てが大変なお母さんをサポートしたい、気兼ねなくウチの料理を楽しんでほしい」という気持ちが伝わってきたので、入店させてもらうことに。
(ちなみに、席についてメニューを見ると、手頃な価格のプチコースがあったのでホッとしました笑)
考えてみればこんな素敵な店でランチなんて出産後初めてかも。しかも腕のいいフレンチシェフが作ってくれるなんて、楽しみ!でも、交代でぴーをあやしながらの大変な時間になったらお店の人にも悪いなぁ…なんて、いろんな意味でソワソワドキドキしていたところ、案の定、抱っこじゃないとイヤイヤな時期だったぴーがぐずり出しました!
次回へ続く