ハムスター「どんぐり」、ついに逃亡

我が家の可愛いジャンガリアンハムスター「どんぐり」。

前に、逃亡疑惑が浮上したことがありましたが、それは私が分厚い「親バカメガネ 」をかけていたことから生じた誤解でした。

しかし、ちょっと前に、本物のどんぐりが、本当に脱走してしまったんです!!

あれは、ある土曜日の朝のことでした。朝起きてすぐに長女が寂しそうな声で「お母さん〜どんぐりがいない」と言うので、

また新手のコントを始めたかと思って聞き流していたら(長女たまにそんなことをやります)、本当にどんぐりのケージが空になっていていたんです!

おそらくですが、自力でケージの入り口を開け、キャビネットから降りて(落ちて?)どこかに行ってしまった模様。

夫はまだ寝ていたので、母娘3人で必死に「どんぐり〜!」と探しましたが、返事はありません。

「どこかで怪我してたらどうしよう」と半泣きの長女。

しかし、長女はお友達と外せない約束があったので、私と次女で探すから大丈夫!絶対探しとくけん!と元気付けて、送り出しました。

…けど、どうしよう。あんな小さい生き物、探し出す自信がありません。まぁ外には行ってないだろうから、家の中にはいるだろうけど…

お腹空いてないかな、喉乾いてないかな。…あっ、そういえば床にコンバット置いてるけど、食べてたらどうしよう!?

などとゾッとしながらもとにかく探すしかないのですが、なんせとっ散らかっている我が家。探すためには、先に片付けが必要だったりします。ものを片しつつ、「ここにもいない、ここも違う」と少しずつ疑わしい場所を潰していき、残ったのがキッチン。

「食器棚か冷蔵庫の奥にいる可能性が高いな…」と推測ながら冷蔵庫と食器棚の間の暗闇を眺めていると、ちょうどそこに、何かの気配を感じました!

絶対ここにいる!と確信し、「どんぐり?オヤツあるよ!」と、ひまわりのタネを仕込んでいた手のひらを差し出すと、灰色の毛玉が奥からトトトトト〜と出てきて、手に飛び乗ったではありませんか!!

その瞬間、ここにおったんやね!よかった… しかも手に乗ってくれてなんて可愛い…などと、いろんな思いが胸をめぐり、へなへなと腰が砕けてしまいました。

脱走ジャンガリアン

手のひらの上のどんぐりは、ほこりまみれ。

ろくに掃除をしていない冷蔵庫の裏と食器棚の裏を、小さい毛玉がグルングルン駆け回ってたんだから、そうなりますよね…。元がブルーグレーの毛並みなのに、似たような色のホコリをまとって一回り大きくなって暗闇から現れたどんぐりの姿は、まるで「ホコリの神」のようでした。ははーっ。

今年は冷蔵庫の裏の掃除せんでいいかな。どんぐり、少し早い大掃除ありがとう。

帰宅した長女はあまりの嬉しさに小躍りしていました。

今はケージの扉をメンディングテープでガッチガチに閉じて寝るようにしています。

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